宝塚初心者必見!最初におさえるべき定番の4作品

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テレビ、雑誌、さまざまな媒体で活躍するタカラジェンヌやOG(卒業したタカラジェンヌのこと)を見つけ、「舞台作品」を観てみたい!と思ってくださった方。本当におめでとうございます。

宝塚歌劇団は110年以上舞台公演を続けているので、一生かかっても観切れないほど過去作品がたくさんあります。そして毎年新作が生まれ続けているので、ガチで死ぬまで楽しめます。

とはいえ、遠方にお住まいの方や小さいお子さんを子育て中の方は、実際に劇場へ足を運ぶことが難しいでしょう。そこでお手に取っていただきたいのが過去公演の円盤。ただ、結構お値段張ります。1公演観に行けるくらいの価格なので、ここぞの選択をミスしたくないですよね。

というわけで、「なにから観たらいいのかわからない……」とお悩みの宝塚ビギナーの皆様へ、今回はこれ観とけば外れなし!な定番作品を4つ、ご紹介します。

エリザベート

ウィーンで上演されていたこの作品、1996年に日本で宝塚歌劇団が初めて上演しました。宝塚版ではトップスターが「死」という概念を、トップ娘役がタイトルロールの「エリザベート」を演じるため、少々異質な作品と言えるでしょう。

しかし、雪組で初演された後、専科を除くすべての組で上演されている超名作です。

とにかく、楽曲が素敵。大抵の宝塚ファン2時間半ひとりで演じ切ることができるし、「飛ぶがいい」と言われたら、「誰?」と答えるし、「生きていけない」と言われたら「死ねばいい」と答えてしまいます。(すでに作品を見た方は、首がもげるほどうなずいておられるでしょう)

また、ファン界隈では「最初に観たエリザベートを親と認識する」という言い伝えがあります。エリザベートは10回上演されていますから、どの版を最初に観るか、これもまた重要です。

ロミオとジュリエット

きっと誰もが聞いたことのある作品名ですが、たぶんおそらくきっと、思い描いていらっしゃるシェイクスピア作品のイメージと全く違います。宝塚版は、何を隠そう「フレンチロック」なんです!!!!!

は?というお声が聞こえそうですが、実際このロミオは髪にメッシュ入っているし(版による)、ジュリエットは舞踏会にミニスカートを履いてきます。これぞフレンチロック。(?)

しかし物語の本質は、究極の愛。私たち現代人が作品に入り込みやすいロック調の曲に合わせて、主人公の2人だけではなく、友人、家族たちの究極の愛が錯綜します。

誰かの愛に感情移入して、号泣すること間違いなし。(私は主に乳母に感情移入するタイプ)

ファントム

かの有名な小説「オペラ座の怪人」をもととした海外ミュージカルの宝塚版。劇団四季版ともまた違います。

トップスター演じるのはもちろん、主人公のオペラ座の怪人・エリック。なんと作品中のほとんどを、仮面で顔を覆っています。それでも伝わる、彼の悲痛な想い。そして出会ったクリスティーヌへの愛。

そして作品を彩る楽曲の素晴らしいこと!特に2幕で、エリックと父親が銀経で対峙しながら歌う楽曲「You Are My Own」は涙なしには観られません。

ベルサイユのばら

宝塚といえば「ベルサイユのばら」!のイメージがありますよね。50年以上再演され続けてきたこの作品は、宝塚ファン的に「日本昔話的に見ておいたほうがいい」という立ち位置です。

フランス・ブルボン王朝の時代背景を投影したコスチュームや舞台装置は、絢爛豪華。花で埋め尽くされた幕開きの舞台に、一気にその世界へ引き込まれます。

セリフも楽曲も、よく言えばクラシック、悪く言えばすこし古臭い。それでも、ファンの心をつかんで離さない、不思議な作品です。

まとめ

今回ご紹介したのは、110年以上の歴史なかからのほんのひと握りの有名作品です。しかもこの中でも、様々な版があるのが沼・・・)

ぜひお気に入りの1作品を見つけてみてくださいね。

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